2ブロックのJミサイル
注意
この記事はくろとさんが頭まで書いたものをまひろ♪が引き継いでいます。
【ガチ翻訳】GPbest8から謎の怪文が届きました。【デュエマ】 - YouTube
こんにちは、くろと(https://twitter.com/black_Army_?s=17)と申します。
今回はNASA(※1)で調整し、現在個人で
優勝…2回
ベスト8以上…3回
16落ち...3回
(殿堂2ブロ出場回数合計…7回)
という成績のジョーカーズミッツァイルループについて解説していこうと思います。
今回初めてこういう記事を書くので、なにかと至らぬ点があるかもしれません。
その際は、ツイッターや記事のコメント欄でお知らせいただけると幸いです。
※1...九州で宇宙山に敗北し、宇宙観測をしたひとを集めたグループ。
毎晩仕事や学校の愚痴を言い合うだけの通話をする。
デュエマの話題は出ない。
また先に書いておきますが、このデッキはプレイの分岐がとても多いです。
適切な回し方を覚えるためには記事を読むだけではきっと足りません。
周りの上手な人に聞く、一人回しを目いっぱいするなどしましょう。
もくじ
1.ミッツァイルループとは
2.リスト、不採用カード解説
3.ループ解説
4.各対面
5.終わりに
1.ミッツァイルループとは
《BAKUOOON・ミッツァイル》を中心とし、ビートダウン、ミッドレンジ、ループフィニッシュを使い分けるデッキです。
ループフィニッシュでは《ツタンメカーネン》の効果を後述のループで使いまわし、山札切れに追い込みます。
久々に環境に舞い戻ってきた「殴って勝てるループデッキ」です。
2.ループ、構築解説
まずこちらが7月13日のリスト
2か月前やんけ。すまん。
このころは、まだリストが広まっていなかったこともあり【自身の動きを押し付ける】というコンセプトのもと、《ヤッタレマン》、《メイプル超もみ人》、《ヘルコプ太》を4枚ずつ採用していました。
この構築で博多CS(優勝)、石橋CS(4倍16落ち)を終えた後
シェアした3人と荒木の4人で話し合い、構築を見直したものがこちら、7月20日(小倉CCチーム戦:フォーマット混合殿堂担当。優勝)の構築です。
これらのリストに関してはこちらの動画で解説しています。
当時の採用理由や通常環境でのループを解説しています。
全然関係ないんですけど、ループ条件の《GR12体が場にいる》で「条件きっつwこんなんクソループやん」みたいなことを当初言われまくったことを未だ根に持っています(器が小さいので)。すぐ並ぶんだけどなぁ
ここから時を経て、アナダムドという最強面処理デッキが誕生してからは殿堂環境では厳しい戦いを強いられます。
しかしながら2ブロックでは、
・コントロールの受けを無視できるライブラリアウトループ
・対ビートダウン性能の高い面処理
・青魔道具殺害兵器
これらを有することから、環境上とても良い立場です。
「2ブロックジョマキ使えないけど・・・」
ご安心ください。それでも回るんです。
その枠を何が埋めるのか。ぜひ予想してから下のリストをご覧ください。
というわけでお待たせしました。
これが現行リストです。
vaultハッシュ
→【800832049c42fed71829de7ba6f0eda3】
募集:綺麗にリストを撮る方法。
貝獣ラリア
これが《ジョジョジョ・マキシマム》に代わる、2ブロックでの最良のループパーツです。(なんで最良なのかはのちのデッキリスト解説、ループ解説が済んでから書きます。)
初見ならループデッキの《黒神龍ザルバ》、《ジョリー・ザ・ジョニーjoe》感あるカードですが、どうか最後まで読んでいただければなと。
ループに入る場合は《夢のジョー星》を意識せずとも2度以上必ず撃つので、G・ゼロ条件はあってないようなもの。
ブロッカーであるため、《バツトラの父》とあわせて印鑑パラスや赤白などの攻撃を受け、返しにループします。
また《バングリッドX7》でマナから直接召喚できることも覚えておいてくださいね。
アッカン・ペロケット
あとなんかこれ入ってるリスト全然見ないんですけど結構推してます。(田舎住まいだからかもしれない)
青魔道具殺害兵器。《イッコダス・ケイジ/種デスティニー》は多色やろがい!!!
3.リスト、不採用カード解説
《ヤッタレマン》4枚
■自分のジョーカーズを召喚するコストを1少なくする。ただし、コストは0以下にならない。
このデッキは《1:多交換》を繰り返すことでゲームを掌握することをコンセプトにしています。
例えば《花美師ハナコ》はヤッタレ下で1マナ、1ドロー、盤面+1となるわけですね。
こういうシーンが増えれば増えるほど相手と差がつき、ゲームを返されにくくなります(当然ですが)
また環境には《印鑑パラス》系や《赤白ミッツァイル》などの盤面0からジャスキルを作れるデッキがある程度います。
それらに後手から間に合わせる場合にはヤッタレのあるなしが大きくかかわってくるでしょう。
《あればあるほど強い》というゲームが増えたので4枚の採用です。
《タイク・タイソンズ》4枚
■Jチェンジ4(このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーと自分のマナゾーンにあるコスト4以下のジョーカーズ1体を入れ替えてもよい)
■このクリーチャーがバトルゾーンを離れた時、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。
自身がJチェンジを行うだけで莫大なリソースを確保できます。
ヤッタレマンとの差は《マナ枚数以上の展開ができるかどうか》《即効性があるかどうか》です。
素早く手札を盤面に置換しミッツァイルまで繋げたい、3、4ターン目にビッグアクションを起こさなければ敗色濃厚であるなら《ヤッタレマン》
盤面を取りにいくという意志を見せたい、また返しの除去がほぼ確実かつ3、4の動きを確保できている場合は《タイク・タイソンズ》
という風に使い分けてい(るとおもい)ます。
言語化って難しいですね。
《花美師ハナコ》2枚
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分のシールドを1つ、手札に加える。ただし、その「S・トリガー」は使えない。
リソース切らさず展開兼ループパーツ盾落ちケア
赤いジョーカーズという点でも評価は高いのですが、
・早いデッキ対面では投げるとリーサルを増やしてしまう点。
・投げても特にデメリットがない対コントロール戦では、そもそもデッキ相性自体が有利なためそこまで必要ではない(これ以外の札で十分ゲームできる)
ため、2枚の採用に抑えました。
ゲーム中早い段階で複数枚絡めたいわけではないが、かといって必要になるシーンは当然あるという立場です。
《ポクチンちん》2枚
■相手のターン中に、相手がコストを支払わずにクリーチャーをバトルゾーンに出した時、相手はそれを自身の山札の一番下に置く。
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、プレイヤーを1人選ぶ。そのプレイヤーは自身の墓地にあるカードをすべて山札に加えてシャッフルする。
・ループパーツ
・黒バラギアラを主軸にしたデッキの展開妨害
(コンダマやハイオリーダを山に返す)
・印鑑パラスや覇道、青白に対して踏み倒しメタとして展開
ゲームを引き延ばしその隙にリソースを確保する。
ただこれは単体で自らの動きを円滑にするカードではないため、環境を見て枚数を考えないといけません。
《テレビジオン》2枚
■自分のジョーカーズが破壊される時、墓地に置くかわりにマナゾーンに置く。
このカードに対して「ループにしか使わんカード入れてやんのwwww」とか言われまくったの未だ根に持ってます。
世界一矮小な男まひろ♪と呼んでください。呼ばれたら根に持ちますけど。
《BAKUOOON・ミッツァイル》で通常ジョーカーズを巻き込む際に添えられれば、マナリソースが爆発的に増えるためループに入るための条件達成が容易になります。
また、《シューズッキュン》、《バングリッドX7》とあわせることで無限にボード処理ができます。(バングリテレビを同時に処理しなければ次のターンに盤面を再形成できるので)
これで殴るデッキに対して強く出られ、ターンを稼いだ後はミッツァイルでそのままループまで持ち込むのがベスト。
相手のリソースを刈り取っていくデッキに対しても強い1枚です。
《シューズッキュン》2枚
■マッハファイター(このクリーチャーは、バトルゾーンに出たターンの間、タップまたはアンタップしているクリーチャーを攻撃できる)
■Jチェンジ4(このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーと自分のマナゾーンにあるコスト4以下のジョーカーズ1体を入れ替えてもよい)
主にコバンザ、ウェイボール、ヤッタレ、ムーンナイフなどにぶつけます。
相手に干渉する手段がおおよそマッハファイター持ちのみなので、特に対アグロ戦では重宝します。
《ウォッシャ幾三》4枚
■ガードマン(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先を、自分の他のクリーチャーからこのクリーチャーに変更してもよい)
■このクリーチャーは、相手プレイヤーを攻撃できない。
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、GR召喚する。(GR召喚:自分の超GRの上から1枚目を、コストを支払ったものとして召喚する)
つよい。
《タイク・タイソンズ》のマナ基盤かつJチェンジ先となるので、気軽にマナに埋める・・・と死にます。
ガードマンを使うシーンは非常に多く、起こした状態で盤面に置く方がよっぽど強いです。
軽率に《夢のジョー星》で捻るのはやめましょう。
《バングリッドX7》3枚
■マッハファイター(このクリーチャーは、バトルゾーンに出たターンの間、タップまたはアンタップしているクリーチャーを攻撃できる)
■このクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から1枚をマナゾーンに置く。
■自分のターン中、クリーチャーを1体、自分のマナゾーンから召喚してもよい。
■バトルゾーンまたはマナゾーンに自分のジョーカーズが合計6枚以上あれば、このクリーチャーを自分のマナゾーンから召喚してもよい。
ゲーム中1枚見えればだいたい事足りる(マナから召喚効果自体は複数回使いますが、ミッツァイルで破壊し使いまわすことが多く2枚目を用意する必要がループ以外であまりない)ので3に抑えています。
延命と次ターン展開への布石を構築します。
調子に乗ってマナから召喚しつづけると、例えば《ゴゴゴ・Cho絶・ラッシュ》で全部吹っ飛んで息切れしますし、
なんなら色マナ(主に火文明)が枯渇して思うように山札を掘れなくなります。
前者は《テレビジオン》でケアできます。後者はゲームメイクをきちんとしていけばどうとでもなりますから、要は《最大値を取り続けることが常の最善手ではない》というわけです。
それっぽい書き方でそれっぽいことを言えば納得してくれるだろうという意図が丸見えの文章とフォントですね。
バレないうちに次にいきましょう。
《タンスかみなりヒゲおやじ》3枚
■ パワーアタッカー+8000(攻撃中、このクリーチャーのパワーを+8000する)
■このクリーチャーは、相手プレイヤーを攻撃できない。
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、GR召喚する。(GR召喚:自分の超GRの上から1枚目を、コストを支払ったものとして召喚する)
《シューズッキュン》とあわせて意味わからん範囲の面処理をこなします。(パワーアタッカーは常在型能力なので、攻撃時に場に出ていなくてもパンプアップは行われます。)
赤4コストGR召喚持ちは、他に《カリー・ポッター》《怒ピッチャーコーチ》などがありますが
前者は「自身がパンプアップしないのなんでだ」
後者は「スピードアタッカーを活かして刻むシーンはねぇ」
という理由で不採用です。
《ガチャダマン》まで採用するなら《カリー・ポッター》もアリ寄りかもしれませんが、それはデッキコンセプト自体から変わりそうですね。
《夢のジョー星》4枚
■コストを支払うかわりに、自分のジョーカーズを4体タップして、この呪文を唱えてもよい。
■自分の山札の上から4枚を見る。その中から1枚ずつ、自分の手札、山札の一番下、マナゾーンに置き、もう1枚を山札の一番上に戻す。
ループパーツでリソース源で山札掘れてとかいう最強カード減らすわけねぇだろ!!!!!
実は5マナ支払って撃つこともあります。
白緑メタリカが3マナ払って《ベイBジャック》起こすくらいの頻度です。
《ヘルコプ太》2枚
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、バトルゾーンにある自分のジョーカーズ1体につき、カードを1枚引いてもよい。
コントロールに対してこれが適切なタイミングで展開できれば即ち勝ちです。
大量ドローできるからといって引きすぎた場合、例えば《夢のジョー星》で赤が捲れずミッツァイルを展開できないこともあります。
デッキの残りに何があるかをできる限り把握してから、1枚ずつドローしましょう。
《BAKUOOON・ミッツァイル》4枚
■このクリーチャーを召喚する時、自分のクリーチャーを好きな数破壊してもよい。こうして破壊したクリーチャー1体につき、このクリーチャーの召喚コストを2少なくする。ただし、コストは0以下にならない。
■W・ブレイカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、このクリーチャーを召喚する時に破壊されたクリーチャー1体につき、GR召喚する。
■自分のクリーチャーすべてに「スピードアタッカー」を与える。
デッキコンセプト。最大1コスト6ドロー2ブースト2軽減etc,,,
お金がない以外の理由で4未満にすべきではないし、なんならお金なくても4枚目を買ってください。レッツ貧困デュエルマスターズ。
こことジョー星を(暫定)減らすわけがないため書く事がないというね。
いいのかな。
《ガガガン・ジョーカーズ》1枚
■自分の山札の上から3枚を見る。その中からクリーチャーを1体選び、相手に見せてから自分の手札に加えてもよい。その後、残りを好きな順序で自分の山札の一番下に置く。
自然文明の総数の関係だったり、そもそも2ターン目に動けるかどうかでゲームが楽になるとかで2枚目を採用したいのですがいかんせん枠がない。
1ターン目以外に撃つ余裕がある場合は大体有利対面かソリティア中である印象です。
《ジョジョジョ・ジョーカーズ》にすると《BAKUOOON・ミッツァイル》が拾えません。
なにか対象を指定してサーチする場合(ロジックスパーク、ディメンジョンゲート、ゴーゴージゴッチなど)は、「対象が山札になかった」として回収しなくてもよいのです。
これを利用して、山札の中身を把握し順番を入れ替えることで安全にループ初期盤面を作り上げることもできます。
《アッカン・ペロケット》2枚
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、バトルゾーンにある相手のクリーチャーではないカードを1枚選び、持ち主の墓地に置く。
なんで3コストの枠で解説してないのかというとまぁ忘れていたからに決まってるじゃないですかすみません石を投げないでください。
《新世壊》だけであれば《種デスティニー》で事足りるのですが、こちらではオーラ全般、特に《無修羅デジルムカデ》にも対応できます。
また単色であるため《夢のジョー星》ときちんとシナジーします。
青魔道具に対しては(これは後ほど詳しく書きますが)
《BAKUOOON・ミッツァイル》下でJチェンジ持ちのクリーチャーを展開し攻撃。その際《アッカン・ペロケット》に変換しつづけることで相手の勝ち筋を奪い続けることができます。
《ゴゴゴ・Cho絶・ラッシュ》で崩しにかかってくるでしょうがやはり最強《テレビジオン》。
クリーチャーというだけでこんなに便利だとは。
《貝獣ラリア》1枚
■G・ゼロ:このターン、自分が呪文を2枚以上唱えていれば、このクリーチャーをコストを支払わずに召喚してもよい。
■ブロッカー(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーに変更してもよい)
後ほど
GR
《ヤッタレロボ》2
■自分のジョーカーズを召喚するコストを1少なくする。ただし、コストは0以下にならない。 (ゲーム開始時、GRクリーチャーは山札には含めず、自分の超GRに置き、バトルゾーン以外のゾーンに行った場合、超GRの一番下に戻す)
・2回目以降の《BAKUOOON・ミッツァイル》で「とりあえず巻き込むか」はダメ。場に残して強い(出しなおしてアドがあるわけではない)カード。
《パッパラパーリ騎士》2
■マナドライブ2(J):このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分のマナゾーンのカードが2枚以上でジョーカーズがあれば、ジョーカーズを1枚、自分の墓地からマナゾーンに置く。
《BAKUOOON・ミッツァイル》はマナに置けません。
戒め。
《ツタンメカーネン》2
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、各プレイヤーはカードを1枚引く。
全日本なんで強制にしちまったんだ委員会って感じですよね(?)
余談ですがジョラゴンでもこいつ使ったLOループがあります。
ジョーカーズさん。。。
《ゴッド・ガヨンダム》2
■マナドライブ4(J):このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分のマナゾーンのカードが4枚以上でジョーカーズがあれば、ジョーカーズを1枚、自分の手札から捨ててもよい。そうしたら、カードを2枚引く。
これと《パッパラ・パーリ騎士》で任意の色マナを作れます。
そろそろお気づきでしょうが、確定枠すぎてなにコメントすればいいのかわからなくなってきています。
《The・ジョラゴンガンマスター》2
■バトルゾーンまたはマナゾーンに自分のジョーカーズが合計5枚以上あれば、このクリーチャーはバトルゾーンに出たターン、相手プレイヤーを攻撃できる。
■超天フィーバー:バトルゾーンまたはマナゾーンに自分のジョーカーズが合計10枚以上あれば、このクリーチャーのパワーを+8000し、「W・ブレイカー」を与え、このクリーチャーが攻撃する時、好きな枚数のジョーカーズ・クリーチャーを自分の手札から捨てる。こうして捨てたジョーカーズ1体につき、相手のパワー10000以下のクリーチャーを1体破壊する。
殴るプランであまりに強い。
盤面でリソースを作る、即6点作れないデッキに対して猛威を振るいます。
《バツトラの父》2
■クリーチャーが自分を攻撃する時、このクリーチャーをタップしてその攻撃を中止してもよい。
拾えなかったゲームに手を伸ばせるカード。
ブロッカーでないため場に残りやすいのが良いところですね。
採用候補(不採用枠)
《ジョジョジョ・ジョーカーズ》
「結局2マナのタイミングで動きたいならジョジョジョの方がいいじゃん!」という案から
しかし今の構築では、自然文明の枚数がこれ以上減らしたくない(16枚)ところまできているので《ガガガン・ジョーカーズ》を優先しました。
《イッコダス・ケイジ/種デスティニー》
上
■マッハファイター
■このクリーチャーがバトルに勝った時、GR召喚する。
下
■バトルゾーンにある相手の、コスト2以下のカードを1枚選び、持ち主の墓地に置く。
どちらかといえば優秀なのは下ですね。相手の初動をくじき、その隙に展開できるというのは悪くないのですが、かといって1:1交換でしかも自らの展開を進められるわけではないのがネック。
多色なのも、1ターン目以外は埋めがたいという点から総合的に見て弱いと言えます。
使いまわして《新世壊》メタというのも《アッカン・ペロケット》に劣ります。(呪文として使う=手札に持ってこないといけないため《ポクチンちん》で戻して云々という手間が必要になるが、《アッカン・ペロケット》は《パッパラ・パーリ騎士》でマナに置くだけで事足りるからです。)
《ポクタマたま》
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手の墓地にあるカードをすべてシャッフルさせ、持ち主の山札の一番下に置いてもよい。
主に青魔道具、オーラに対してより強く出るためのカードですが、メインデッキの《ポクチンちん》、《アッカン・ペロケット》で事足りるため不採用です。
《シャギーⅡ》
■このクリーチャーがバトルゾーンを離れた時、カードを1枚、自分のマナゾーンから手札に戻してもよい。
マナに埋めた《夢のジョー星》を回収できるからソリティアが容易になります。
実質的な《バングリッドX7》として活用することができ大変便利ではありますが、あくまで必須カードではないため不利を覆す力がある《バツトラの父》を優先しました。
これがあるとテレビジオン無しでもループできます。
《メイプル超もみ人》
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。
カードパワーが低いんですよね。
このカードは、例えば《ヤッタレもみ人ウォッシャ》というようになにかとあわせて使うことで真価を発揮するわけですが、裏を返せば単体で強くないのです。
殴るデッキに対してもノーガードで爆速展開!よりも相手のキルターンをずらし続ける方がデッキパワー的にも強くなりえますし、今回はそちらのプランを優先して構築した結果不採用となりました。
《ソイソイミー》
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、バトルゾーンに自分のパワー4000以上のクリーチャーがあれば、GR召喚する。
《洗脳センノー》とあわせて採用すると、単純に最軽量GR展開要員になってくれるため見た目強そうなのですが、コイツも単体で虚無。
早い段階で展開し切って殴るにおいて強いカードですが、それが強い対面がない(それよりも強いプランをこちらが持っている)
ということで不採用です。
殿堂だとわんちゃんあるかもですね。
《行灯どろん》
■S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい)
■相手のクリーチャーを、パワーの合計が6000以下になるよう好きな数選び、破壊する。
■GR召喚する。
《まん・オブ・すて~る》
■S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい)
■相手のクリーチャーを1体選び、持ち主のマナゾーンに置く。
■GR召喚する。
デッキの強みである《厚みある展開力》を捨ててまで採用するカードではないと思います。
総じて都合が良いかなと感じました。
これ積むなら《印鑑パラス》でよさそう・・・?
ループ解説
以下にループ方法をまとめます。
手元にカードを揃えて一手ずつまわしていきましょう。
初期盤面
場
・《BAKUOOON・ミッツァイル》
・GRクリーチャー12体
・《ヤッタレマン》1体以上(=盤面に軽減効果持ちが3体以上)
・《テレビジオン》
墓地
・《BAKUOOON・ミッツァイル》
・《貝獣ラリア》
・《夢のジョー星》
マナ
・《バングリッドX7》2枚
・《ポクチンちん》
手札
・《夢のジョー星》
山札
・1枚。なんでもいい。
ループ手順
1.自身効果でをマナから《バングリッドX7》召喚×2
2.バングリッド効果、マナから《ポクチンちん》召喚
効果対象は自分。このときの山の順番はどうでもいい。
3.《バングリッドX7》2体、《ポクチンちん》、《ツタンメカーネン》をタップし《夢のジョー星》を唱える
・《BAKUOOON・ミッツァイル》をマナ
・《貝獣ラリア》を手札
・《夢のジョー星》をデッキトップに
・《残ったカード》をデッキボトム
に置く
4.《貝獣ラリア》を召喚
5.2体目のバングリッド効果で《BAKUOOON・ミッツァイル》召喚
破壊するのは
・《バングリッドX7》2体
・《ポクチンちん》
・《貝獣ラリア》
・《BAKUOOON・ミッツァイル》
《ツタンメカーネン》GR召喚。
効果で先ほどトップに置いた《夢のジョー星》をドロー。
ここで初期盤面かつ、相手の山札は1枚少なくなっています。
これを無限回繰り返しLO(ライブラリアウト)させます。
その他ループパーツとして
・ニヤリーゲット
・スコーラー
・ブラッディシャドウ
・IPPON釣吉
・バクシュ
・轟轟轟ブランド
などが候補でしたが、
ニヤゲ・・・マナに埋められない
回収するには《シャギーⅡ》しかないが、それよりも《バツトラの父》を優先して採用すべき環境だと考えたため、伴って不採用としました。
また、ヤッタレニヤしても有色3枚捲ってテーブルひっくり返しちゃうかもしれません。入れたとしても脳死で使うのはやめましょう。
スコーラー・・・EXターンが必要ない
呪文を5回撃った上で「EXターンがないとループに入れない」というシーンはまず無い。
つまり、ゲームプランに一切絡んでこない。
正しいプレイができるなら全てにおいてラリア未満だと考えました。
コーラリアン・・・カード除去が必要ない
呪文を4回撃った上で以下略ってね。
《アッカン・ペロケット》がその役割を果たせ、なんなら毎ターン投げることだってできちゃいます。
ブラッディシャドウ・・・多色
多色。
IPPON釣り吉・・・ゲームを好転させない
これがループ以外でゲームに絡む時は
・即効性のないドローソース
・貧弱すぎるパワー
などマイナス部分が目立ちました。
また、こいつがいたから勝てたという試合が皆無だったのもあります。
ジョーカーズであるという点だけはポイント高め。
バクシュ・・・GR枠圧迫
《シャギーⅡ》と似たような理由ではありますが、かといってこっちは展開補助なんて一切しません。むしろ序盤大事な手札をもぎとっていきます。なんだおまえ。
轟轟轟ブランド・・・時間泥棒
ループパーツ初期案でした(これかバクシュで回していました)
これと《アッカン・ペロケット》でリスクを減らしながら殴りつつ、遅いデッキにはループしてやろうというコンセプトでしたが、たしかあの頃は《印鑑パラス》が最大勢力で、そもそもこのデッキが強くありませんでした。
山を5枚にして場合分けループをすることでフィニッシュできるのですが、初期盤面までもっていくのに一人で30分くらい使ったので不採用としました。
結構面倒ではありますが、頭の体操になるのでぜひご自身でループルート見つけてみてください。いえ、書くのが面倒なわけではなく。えぇ。
追記...《シャダンQ》は構築の目標である《GR確定ジョーカーズ》を達成できないため不採用としました。
現時点の裁定では《テレビジオン》とその他ジョーカーズ1体ずつを《ミッツァイル》で破壊した際、破壊する順番次第で墓地に置くかマナに置くかを選ぶことはできない(09/16)ので、《シャギーⅡ》がない限りループしないと思います。
・・・などの理由で不採用です。
これらを踏まえて《貝獣ラリア》は、
・GR圧迫しない
・受けになる
・G0条件の容易さ
の3つを満たす唯一のカードであると考えたため採用しました。
4.各対面へのプレイ
《全般》
・基本はループフィニッシュ
・マナの色管理がシビアであるため、不必要な展開を抑える
例えば《BAKUOOON・ミッツァイル》展開前に、残りの自然マナが1であるのに《タイク・タイソンズ》をキャストするのはあまり得策ではない場合があります。
デッキトップから無色が落ちてしまった際に出来ることが限られてしまうし、そもそも《タイク・タイソンズ》は殴るプランに移行する際重宝するからです。
《青白スコーラー》
《ポクチンちん》でデッキコンセプトを完全否定。フィニッシュまでに《Wave all ウェイボール》などである程度盤面を展開し《ジャスト・ラビリンス》で手札を整えておく必要がありますが、そこは流石の面処理能力。
相手のやりたいことを崩し続けていたら、ある程度山札を掘るための札は見えるでしょうからそのままループしましょう。
調子にのりすぎると《音奏トラークル/音奏曲第5番「音竜巻」》から入られちゃいますよ!
《青魔道具》
有利です。
目指す盤面は《バングリッドX7》+《テレビジオン》+《アッカン・ペロケット》
《新世壊》を剥がし続けることで相手を息切れに追い込みます。
こちらのリソースを全ツッパで盤面に変換すると《ゴゴゴ・cho絶ラッシュ》で一掃されてしまいますから、どちらかというと
「このボード退かさないと次ミッツァイル来ますよ?(リソースを伸ばし切ってゲームに勝ちますよ)」という状況を作りつづけることで、間接的に相手の展開を咎めていきます。(相手がcho絶を撃つ=動きが一切進んでいないかつ手札を2枚切らせている)
殴る際は
・何か踏んで止まった返しに《新世壊》を起動されないこと
・再度ターンが返ってきた際に走りなおせること
・というかこれ以上続けてもジリ貧で、ここが最後の勝ち筋であること
以上3点に当てはまるかどうかを考えましょう。
《印鑑パラス》
少し不利です。
0からダイレクトアタックまでこなす攻撃力、少ない枚数でデッキコンセプトが完結するため受けが豊富に積めるデッキです
相手の攻撃より先に《ポクチンちん》か《BAKUOOON・ミッツァイル》→《バツトラの父》を展開することでゲームを引き延ばします。
相手の盤面処理は《ダイナマウス・スクラッパー》や《イッコダス・ケイジ》の2種が担当しています。
しかし、前者は同一ターンにアタッカーを展開しつつ唱えることはほぼ不可能で、それならばと相手がポン置きした印鑑や5コストGRはこちらが得意とするボード処理の餌食になります。
後者は《ウォッシャ幾三》で受け流すことができ、《序盤さえ凌げればループして勝てる》という評価です。
相手のマナセット次第(こいつ印鑑パラスのパッケージ2t連続で埋めてるやん絶対次走ってくるみたいなの)で3t6点お祈りすることも忘れずに。
《バラギアラ》
こっちが動けていない状態での先攻コンダマミノガミロスソされたらきついです。先攻コンダマ打閃もきついです。
後は大体負けません。要は「その動きされたら大体のデッキ辛いよ」というムーブ以外は大丈夫というわけです
例えば《バングリッドX7》+マナに《ヘルコプ太》で《ロスト・ソウル》をいくらでもケアできますし、《The ジョラゴン・ガンマスター》が間に合えばエンドカードになるはずだった《無双の縛り 達閃/パシフィック・スパーク》もなんのその。
こちらのミッツァイルが先に着地すればまず負けません。
・《The ジョラゴン・ガンマスター》を維持すること
・公開領域を増やし《ヘルコプ太》or《BAKUOOON・ミッツァイル》or《夢のジョー星》スタートできるようにしてからターンを返すこと
・《ポクチンちん》で相手の墓地をリセットし、ループに入りづらくしておくこと
相手のキルターン、要求値を知っているとやりやすいですね。
《4cメタコントロール》
某プロプレイヤーさんのアレです。
総合的に有利ではありますが、やはりコンダマ達閃という無理ゲーがどうしようもありません。
そういう負けはしょうがないので割り切るとして、
・《ヤッタレマン》は、例えば後手2で出すと《バングリッドX7》で取られ、そのまま相手の動きに間に合わず負ける。
3ターン目に2面広げる動き(ウォッシャ+GR、ヤッタレ+2コスト)の方が安全な場合もあるため、一呼吸おいて考えること。
・極力、ガンマスターは2面維持。
などを意識しましょう。
《赤白系統》
中途半端に刻んでくる相手なら余裕です。返しに死ぬほど展開してやりましょう。
出来る限り《♪仰ぎ見よ閃光の奇跡》をケアするためにループを目指します。
赤緑印鑑との違いはまず《奇石ミクセル》。Jチェンジへの妨害がクリティカルに刺さってしまうことや、ミッツァイルが場に残らない→決死の6点!がかなわない。
加えて《ポクチンちん》がそこまで刺さらない(出せるに越したことはないのですが)のも苦しい。
相手の《BAKUOOON・ミッツァイル》でどこまで打点が伸びるかを考えましょう。
《バツトラの父》、《貝獣ラリア》でおおよそ負けないであろう盤面を形成できた場合は、ループに入るためにターンを返します。
《赤緑Jミサイル》
相手の盤面をはき続けて《BAKUOOON・ミッツァイル》の着地を遅らせます。
6点GO!できれば通る(大体は受けを積む余裕はなく、積んでいるならばそもそも展開力が鈍っているためこちらの面処理を乗り越えられないハズ)
リストを公開したことで、相手がこちらの盾に6点ブチこむことを躊躇わなくなってしまいました。
もしかして:公開し損
5.終わりに
書き終えた感想ですが
文字書くのってきついな、という。
今回は《テキストを読めばわかることだけで解説を済ませない》を意識したんですけどまぁ筆の進まん事。
週1くらいでも何か書いて慣れていくべきだと痛感しました。
なにか気になるところあったらⅮⅯください。
いくらでも追記します。
それでは、この辺で筆を置かせていただこうと思います。
ありがとうございました。
パソコンで書いてんのに「筆を置く」つってな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!WWWWWWWWWWWWWWWWWWWWW
がはははははははははははWWWWWWWWWWWWWWWW